2012年3月26日 23:48
事務所を開設する際,事務所名をどうするかは非常に悩みました。
私の名前を冠した「峯岸法律事務所」も一つの候補でした。
しかしながら,そうはしませんでした。
一般の方にとって,弁護士が必要な事態になってしまうことは,人生において一度あるかないかです。
企業の皆様の場合でも,法務相談など弁護士と関わる機会は多少はあるかもしれませんが,それでも本当に弁護士が必要になる場合は少ないはずです。
当然です。
弁護士が必要になるのは,何らかのトラブルに巻き込まれた場合ですから,弁護士が必要になるケースなど少ない方がいいのです。弁護士など必要ないのが一番です。
それでも弁護士が必要になってしまったときは,少しでも早く相談して頂きたいです。
相談のタイミングが遅れた結果,対応を誤り,事態が悪化してしまったケースをたくさんみてきました。
「もう少し早く相談してくれていたら・・・」と歯がゆい思いをしたことは数知れません。
万一のことがあった場合,少しでも早く弁護士に相談していただきたいというのが,私の願いです。
少しでも早く相談していただくためには,少しでも早く弁護士の存在を知ってもらえるようにすることが必要です。
そのためには,「峯岸法律事務所」という私個人の名前よりも,弊所所在地である武蔵浦和にアクセスできる方に
知ってもらえるような事務所名にすべきだと感じました。
そのような想いを込めて,
「武蔵浦和法律事務所」
を開設しました。
何もないのが一番です。弁護士など不要であるのが一番です。
しかしながら,残念ながら先のことは誰にもわかりません(交通事故はその典型例かもしれません)。
万一のことが起こってしまった場合,少しでも早くアドバイスをして皆様のお力になりたい,それが私の信条です。
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埼玉県さいたま市南区の弁護士事務所
武蔵浦和法律事務所 峯岸孝浩